さらに前回の続きです。入院生活中、不都合なことがいろいろありますよね。
入院生活2日目~退院まで、困ったこと、気づいたこと
消灯時間がない
前回のブログにも書きましたが、明確な消灯時間がなく夜中でも照明がつきっぱなしでした。特に2日目の夜は、私のベッドに一番近い天井照明が点いていたので、一番寝づらかったです。今思い返せば、勝手に消せばよかった。。。
病衣
私の場合、貸し出しはありませんでした。台湾人の友達は貸し出しがあったと言っていましたが、その子は病院で手術を行ったから貸し出しがあったのだと思います。私の場合、栄養補給の点滴のみ。
ちなみにタオルの支給もなしです。ホテルじゃないから当たり前か・・・。
病室での携帯通話
これは、大丈夫です。さすが台湾です。私も通話しましたし、同じ病室の人も何度も電話していました。大きな声で、しかも夜中だと迷惑がかかりますが、常識の範囲内で昼間、そこそこの声で話せば問題ありません。
お風呂・シャワー
各病室にトイレ室兼シャワー室があります。台湾にはそもそも浴槽の文化がないので、病院にもそんな設備はありません。
トイレ室兼シャワー室なので、だれかがシャワーをあびているときはトイレに行けないので、少し不便です。また、タオル掛け等ないので、使った後のバスタオルはどうやって干していたのでしょうか・・・・???
あと、病院によって変わりますが、あまりきれいではありません。もちろん毎日、清掃員がきて、ざっと掃除はしています。そして私は24時間点滴だったので、いろいろ考えた末、シャワーを一度もあびませんでした。ウエットティッシュを使い、体をふいていました。
血栓予防
長期入院の場合、血栓予防も重要かと思いますが、台湾ではありませんでした。旦那にマッサージしてもらったり、自分で足をもんでみたりしました。また、私は点滴をもって自由に病院内を歩けたので、一日一回は病室の外に出て気晴らし兼血栓予防で少し歩いていました。
退院後近くのドラッグストアで、着圧ソックスを探したところありました。次回、入院の際は準備しようと思います。見つけたのは、美華泰流行生活館というところです。
台湾人の入院スタイル
私がみた入院中の台湾人は、ほとんどスーツケースできてました。旅行か!!!と突っ込みたくなりました。我が家は、旦那が2日目の朝にいろいろ詰め込んでくれた大き目の旦那の出張用バック(ボストンバックのようなもの)に荷物を入れてました。
病院食・・・ない人は。
これは初日に予約できなかったので、旦那に2日目の朝おかゆを作ってもらって届けてもらいました。(旦那はこの日だけ会社にお休みをもらいました。料理のできる旦那に感謝です。)この時は、2日目の昼の分のおかゆも一緒に作ってくれました。
2日目の夜にまた、おかゆと台湾の白いパン(饅頭)を買ってきてくれて、3日目の夜までもつようにしてくれました。
3日目の夜には、会社から帰ってきて、またおかゆを作ってくれて持ってきてくれました。
なかなか助けてくれる人が少ない場合食事の準備は大変ですね・・・お腹が悪くなければ、普通に病院食の予約ができたのに・・・退院後、台湾人の友達に聞いてみると、お腹が悪くても特別食みたいなの準備してくれるはずだけど・・と言われてしまいました。本当のところどうなんでしょうか、まだ分かりません。
病室が同室の人たち
4人部屋で、私ふくめ常に3人いました。私はてっきり、私みたいに妊婦さんで流産とか早産の心配のある人が同室になっているのかと思いきや、違いました。同室の2人は婦人科系の手術があるようでした。
妊娠について情報交換とかできるかな~とか、お友達できるかな~と期待していた私ですが、ほぼ個人個人のカーテンは閉めっぱなしで、一言もしゃべりませんでした。残念。
持ち物まとめ(あったほうがいい物)
・ティッシュ(1箱)
・サンダル(ビーチサンダルは靴下履いたまま履けないのでダメ)
・蓋付きマグカップ
・タオル
・毛布代わりの衣服、フリースとか
・厚手靴下
・イヤーキャップ
・アイマスク(タオル等で代用可)
・歯磨きブラシ歯磨き粉
・ペットボトルの水(給水器はありますが、病室の外なので煩わしい)
・病院内移動時使用の小さな貴重品かばん
・時間つぶし用の本、iPad等
感想
今回で妊娠初期、入院の記事は終わりです。異国で始めての入院は心配・不安というよりも、なにか新しい体験、経験ができそうとひそかに楽しんでいました。これは、手術しなくてはならないような深刻な病気ではなかったことと、言語に関して不安がなかったからだと思います。やっぱり異国で何か起こったときに自分を助けてくれるのは現地の言葉だな~と改めて感じました。でも台中市には日本語通訳さんがいる病院もあるので、心配することなく病院にかかれますよ。