子どもが赤ちゃんから幼児へとなり、家でも外でもたくさん遊ぶようになりました。そこで、短期間しか使わないおもちゃを買うか買わないかと迷われている方も多いはず!
そこで今回は、台湾の児童館(台湾では親子館)の紹介をしたいと思います。
台湾の児童館
児童館の場所
台北・台中・高雄等の都市であれば、必ずあります。google mapで親子館と入力すれば簡単に最寄りの児童館が見つかりますよ。ちなみに台中には2ヵ所親子館があります。私は住んでいる近くの北区の親子館に時々お世話になっていました。
児童館で何ができるのか?
一つは先ほど書いたように、おもちゃと本のレンタルを無料でしてくれます。Hape等の木製おもちゃや、Little Tikesのような三輪車、知育玩具まであります。とにかく種類がたくさんあって、全部借りきれません。
※すべての親子館でおもちゃ・本のレンタルをしているわけではありません。
↑私が借りたもの
あと、日本の児童館のように遊具があって、子供たちが体を動かして遊ぶスペースもあります。当日、いきなり行って遊べるスペースと事前に電話かネットにて予約をして入れるスペースとがあります。
また、子供用、大人用それぞれにテーマに沿ったクラスが準備されています。子供用であれば、楽器を使って音楽に親しんだり、絵本の読み聞かせがあったりです。大人用は、参加したことがないのでよくわかりません。
レンタルおもちゃ
どのようにおもちゃをレンタルするの?
まずは、実際に親子館に行ってみましょう。
そこで、おもちゃや本を借りたいんだけどと言うと、これらの物を準備してきてねと言われます。
・申込書(親子館でもらえます)
・同意書(親子館でもらえます)
・家族全員の居留証のコピー(←台湾に戸籍のない家族。私たちのような駐在している人は必要。台湾に戸籍のある人はそれを証明する書類)
・保証金1500元
・写真 2.8*3.5cm 2枚
下の3つが揃っていれば、親子館で上の2つを記入すれば、その場で借閲證がもらえます。
レンタルできる期間は?個数は?
7日以上14日以内です。借りてすぐに返却できないのがおもしろい制度ですね。借閲證に最終返却日を記入してもらえるので、忘れにくいです。
レンタルできる個数は、ひと家族一つまでです。我が家は双子なので、いつも取り合いの喧嘩です。こども一人につき、一つのおもちゃレンタルに制度が改正されないかな。。。
ちなみに、本は5冊までレンタルできます。
レンタルおもちゃを壊してしまったら?
同じものをどこかで見つけて、それを親子館に持ってきてくださいと言われました。ただ、レンタルしたものが中古なので、新品を買う必要はなくて、中古で大丈夫なのでみつけて持ってきてくださいと言われました。ちなみに、上に添付した三輪車は室内で使用してくださいと言われました。車輪についているテープはタイヤ保護のためだとか。
何歳までレンタルできるの?
満3歳までレンタルできます。駐在員の方は3歳になる前に帰国するのであれば、その故を親子館に1ヶ月以上前に報告してください。そうすれば、保証金1500元が戻ってきます。
↑台湾の友達が借りていたもの
おもちゃはどうやって運ぶの?
我が家は、夫の会社から車の運転を禁止されていて、バスで行っていたので、もちろんおもちゃの持ち運びもバスで行いました。上の方の写真の三輪車はとても軽く、簡単に持ち運びできました。ただ、上の写真のわにのシーソーは多分バスに持ち運びはできないものだと思います。友達は車で行って自分で運んでいました。特におもちゃ用の袋を用意してくれることはないので、気になるようでしたら、自分で袋を持っていくことをお勧めします。
最後に。
日本にもこのような制度があるかわかりませんが、便利な制度だなと思いました。ただ、どうしてもほかの人も使用しているおもちゃなので、きれいなものというわけではありません。潔癖気味の人は抵抗あると思います。おもちゃを買いすぎて家の中がおもちゃだらけになるよりも、上手にこのような制度を活用していくこともありだと思います。特に駐在さんは帰国があるので、あんまり物は増やしたくないですものね。