中国語

駐在妻、現地の言葉を勉強すべき?

美人さん
美人さん
台湾行きが決まったけど、中国語を勉強した方がいいの?
美人さん2
美人さん2
駐在予定は3年って言われているんだよね。中国を勉強してしゃべれるようになるころには帰国しちゃうから、中国語を勉強しても無駄だよね。。。

 

英語なら、まだ学生時代に勉強して頭の片隅にある程度の単語、文法が残っているけど、駐在先が英語ではない国の場合、現地語を勉強しようか、しないでおこうか迷うところですよね。今回は、私自身の経験と、周りの駐在妻さんたちの様子を見て、私なりの結論を書こうと思います。

いきなり結論

結論から言うと、台湾行きの駐在が決まって、その後台湾に来てから中国語を学ぶのがいいです。(あくまで私の持論です。)

日本で中国語の勉強していく??

駐在する国に行く前、多くの皆さんは日本で生活していると思いますが、そこでは中国語の勉強はしなくていいと思います。理由は3つあります。

1つ目は、周りの環境がまだ日本語環境であることです。勉強しても、それを使う場がありません。聞こえてくるのは日本語ばかり、アウトプットできる人もいません。(いきなりオンラン中国語できる??)

2つ目は、日本で少し勉強したくらいでは、語学学校のレベル別テストで、初級に振り分けられます。これは、全く中国語を勉強したことのない人と同じクラスになるという事です。大学の第二外国語で中国語を選択していたよ、とか、そもそも専攻が中国語で、大学時代に留学経験があるよという人は、復習がてら中国語の勉強を再開しておけば、中級クラスとか、上級クラスとかになれると思うので、また話は違いますが、ゼロから中国語を学ぶ人は現地に来てからで問題ないです。

3つ目は、1つ目の周りの環境に関連しますが、モチベーションが上がらないことです。現地に来たら、いやでも中国語が聞こえてきますし、コミュニケーションをとらなければならない場面があるから、勉強しなきゃ!!!と奮起しますが、日本で生活している限りこんな気持ちにはならないですよね。ただ、漠然とした不安があるのは理解できます。

そんな方は、日本で日本語で書かれている中国語初心者向けの参考書を1冊だけ買って、気持ちを落ち着かせてください。ざっと一通り目を通せば少しだけでも不安が解消されると思います。また、子ども用の教材(絶対に音声付きの物!)も手元に一冊あると、現地に行ってからも使えるのでいいかなと思います。

こんな書店もありますよ↓

音声付き中国語絵本専門店・くすのき書店

どんなスタンスで中国語を勉強する?

私の考えは、3年以上の駐在が決まっている人は、がっつり勉強しましょうスタイルがいいと思います。

がっつり勉強スタイル(駐在期間3年以上予定の方向け)

私の考えるがっつり勉強スタイルは、大学付属の語学学校へ平日毎日通うことです。一日3時間、週15時間のコースがほとんどの大学で開講されているので、そちらに一年~二年通うことをお勧めします。語学の習得の早い人は一年だけ語学学校へ通い、その後は週一の家庭教師なり、言語交換なり色々な方法で、さらに上達させるといいと思います。語学の習得が得意でなくても、2年間通えば、その語学学校の上級クラスにいると思うので、もう学校に通わなくてよいと思います。その後は自分の好きな方法で中国語に接していけばよいと思います。

なぜ、三年以上滞在の人はがっつり勉強なのかというと、中国語を習得した後の台湾での生活の質が上がると考えているからです。私の場合、駐在3年目での妊娠、出産だったのですが、その時日本に帰国せずに台湾で何の問題もなく出産できたことは、最初の2年間の間に中国語をある程度のレベルにまで出来るようになっていたからです。看護師、医者との会話はほぼ理解していました。また、出産に関して、看護師や医者から以外に必要な情報は言語交換で仲良くなっていた台湾人の子からもらっていました。月子中心の事とかです。日本人同士(特に駐在されている方)の間でもたくさんの情報がありますが、現地の人とはその量が違います。

出産の予定がないとしても、3年を超える駐在が決まている人は、勉強をして損はないと思うし、中国語が分からなくて辛い期間と、中国語が分かってきて、台湾生活が充実している時間が半分ずつくらいになると思うからです。

では、駐在期間が3年未満の方はどんな勉強スタイルがお勧めかというと、ぼちぼち勉強スタイルです。

ぼちぼち勉強スタイル(駐在期間3年未満の方向け)

日常生活において必ず中国語でコミュニケーションをとる必要があるのですが、そこを重点的に教えてもらう方法です。文法とかは必要なくて、とにかくよく使われる会話の練習暗記です。週一の家庭教師なんかがいいと思います。もちろん、3年未満でもがっつり中国語を勉強したいと思われる方は、語学学校とかに行って毎日勉強した方がいいと思うのですが、中国語が分からなくて辛い期間が、駐在生活のほとんどを占めることになり、駐在生活自体がつらい思い出になってしまう可能性があるからです。

まとめ

上記2つの勉強スタイルは、あくまで私が思う勉強スタイルなので違う意見もたくさんあるかと思います。慣れない土地で生活の不安、言葉の不安があるなか、駐在生活をなるべくストレスなく楽しく過ごしていただきたいとうのが私の希望です。

https://chudumalika.com/entry/2017/08/21/230000