台湾に駐在の方々は、たいてい持っている健康保険証(健保卡)について、書きます。
無料で癌検診
1、大腸がん潜血検査・・・50歳~75歳の人。2年に一回。
2、マンモグラフィ・・・45歳~69歳の人。2年に一回。もしくは、40歳~44歳の人で2親等以内に乳がんの人がいる女の人。2年に一回。
3、口腔がん検査・・・30歳以上で、檳榔もしくは煙草を吸ったことのある人。2年に一回。
4、子宮頸がん検査・・・30歳以上の女の人。1年に一回。
総合病院等大きな病院で受け付けています。保険証を持っていくのを忘れないでくださいね。
漢方も保険適用
日本と違うのは、漢方薬のほとんどが保険適用であることです。台湾では中醫といって、問診して、腕の脈を見て、それらからその患者さんの病状をある程度分かってしまうお医者さんがいるのです。そこで処方されるのは、漢方薬で、こちらも保険適用です。(漢方の種類によっては適用されないこともありますが。)日本で、漢方を処方してもらったときは月2万円ほどかかっていたので、その安さと保険適用になることにびっくりです。
健康保険証取得まで
ワークビザで台湾に来ている旦那さんは、すぐに保健証が発行されますが、帯同している家族は、そうではありません。基本的に入国してから六カ月間、台湾で過ごした後、ようやく発行されます。その六カ月間の間に、一度台湾以外の国へ出国した場合、29日以内(30日未満)に再び台湾に戻ってこれば、その分を除いて、六カ月分日数がたてば、保険証が発行されます。
しかし、その六カ月の間に二回出国してしまうと、カウントはゼロとなるので、二回目に出国して、帰国した日から、六カ月のカウントが開始されます。
その他
基本的に日本に比べて医療費の安い台湾ですが、それでも、保険証をもっているのと、もっていないのでは、安心感が違います。保険証がなくて、病院に行ったときは、現金足りるかな~と心配したり、問診表にいろいろ記入しなくてはいけなかったり、なにかとあります。(大きな病院では、カード支払いOKです。小さい個人経営の病院は現金のみのところも。)
もう一つ、カードをもつメリットとしては、保険証のカードに過去処方された薬歴がデータで入っているので、複数の病院にかかるとき、薬の飲み合わせの悪いものは処方されないと思うので少し安全ですね。・・・ただ、薬歴を確認していないお医者さんがいるので、同時に違う病院からもらった薬を飲む場合は注意してくださいね。後から行った病院の先生に、別の病院で薬もらってます、と伝えるのが一番いいかな・・・。